Apr.2014イタリア紀行 プーリア名物「前菜」の盛り合わせ・・・。
2015年 10月 10日
南イタリアに来たからには。
絶対に、「前菜の盛り合わせ」を食べたかったのです。
アルベロベッロからマルティーナ・フランカに戻り
前日予約していた「Osteria Pescheria Centomani」へ。
お魚食堂、という感じかなと予想して、店内へ入ると
食堂というより、ちゃんとしたレストラン。でも、堅苦しくない。
ヨーロッパらしい、黄色い灯りが落ち着く。
インテリアはやっぱり船や魚、海がテーマで、面白い。
しかし20時過ぎなのに、まだディナーの混雑時間じゃないんだよねぇ。。
昨日挨拶したオーナーさんが、オーダーを取りに来てくれて
「前菜の盛り合わせ」と、何かご当地もののパスタをお願いすることに。
旦那さんに、南イタリアは、カラマラータかなぁと話をしていたら
「カラマッタ??」とインプットされたらしく
カラマッタとつぶやいていたら、オーナーが「あるよあるよ、カラマラータ」と。
通じてるやん・・・
いわゆる海の幸のパスタ、ということにしてもらった。
まずは乾杯して、一皿目が来る。そして、来る来る来る。
全ての料理が満足する量で、すっごく満足する美味しさ。
途中で、パスタが食べられるのかという恐怖に襲われる。
とりあえず、前菜のお皿を並べます。
タコのマリネ
オルツォ、エビ、イカのサラダ
レモンのきいたカレイ(たぶん?)のカルパッチョ
アナゴのフリット バルサミコがけ
これ、最高にワインに合う。
マグロの赤ワイン煮込み
切り口こんなの。
タコのアツアツ煮込み
白身魚のパン粉焼き
海鮮ミックスのパルミジャーノ焼き
全8品(すべて、オーナーの言う単語と食べた感じを組み合わせただけです)
これ、前菜って言わないよね。メインですよ。
けどまだ、パスタがある。
もう、このあたりでギブアップに近い状態。
美味し過ぎて、お酒を忘れるくらい。
きっとどんどん来る衝撃も満腹感に繋がっているんだと思う。。
でも、とどめとばかりに運ばれてきたパスタに、
いつもながら思うけど、胃を取り換えられたらと泣きたくなる私たち。
美味しそうすぎますもん・・・
入れ物が、フライパンそのままで出てくる感じがまた、いい。
カラマラータ、たっぷりの海の幸。
魚介類のダシとニンニク、シンプルだけど本当に美味しかった!
結構食べる方の私たちでも、もうこれ以上無理です状態。
パスタを少し残してしまって・・・残念。
そのあと、オーナーが話に来てくれて、
リモンチェッロとお菓子を出してくれました。
隣のテーブルに来た老夫婦が、同じようなオーダーをしていたのに
私たちよりもずっと早く 食べきって 帰って行ったのが衝撃的。
やっぱり、イタリアすごい。
これぞ南イタリア、を堪能しました。
おなかをこなすのに、宿まで静かな旧市街を歩いて帰ることに。
マルティーナ・フランカ、穏やかでいい街だな。
by SOLEO1
| 2015-10-10 16:58
| マルティーナフランカ*M.Franca